- 歯の豆知識 目次
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- よく噛むことの大切さ ~噛む習慣がつくる健康な体と歯~
- 矯正って、終わったあとに“後戻り”するって本当?
- 噛む力は何キロ?歯が1本なくなるとどうなるの?
- 8020運動って知ってる?
- 親知らずが口臭の原因に?
- 歯磨き中の出血は何が悪いの?
- 正しい歯磨きの仕方で健康な歯を守ろう!
- 歯槽膿漏(しそうのうろう)と歯周病の違いをご存じですか?
- 後期高齢者の歯科健診について
- 茨木市の妊婦歯科健康診査について
- 茨木市の歯科健康診査について
- 唾液のパワーについて
- 歯周病って治るの?
- 知覚過敏は治るの?
- オーラルフレイルって何?
- 舌のコケは取った方がいいの?
- 詰め物の違い(セラミックや銀歯など)
- 顎がポキポキするのは大丈夫なの?
- 年とともに噛み合わせがおかしくなってきたら・・・
- マウスウォッシュの効果はあるのか?
- 昔入れた銀歯はそのままで大丈夫?
- 子供の歯ブラシのサイズの変え時はいつ?
- 口臭の原因とその予防方法は?
- 抜いた方がいい!? 「親知らず」
- 歯垢と歯石の違いは
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よく噛むことの大切さ ~噛む習慣がつくる健康な体と歯~
現代の食生活は、やわらかい食べ物や早食いの習慣により、「噛む回数」が昔に比べて大きく減っているといわれています。
かつては1回の食事で約1,400回も噛んでいたとされますが、今では平均で600回前後とも。1日3食で考えると、その差はとても大きなものになります。
「よく噛む」ことにはたくさんのメリットがあります。
まず、よく噛むことで唾液が多く分泌され、食べ物が消化しやすくなり、胃腸の負担を軽減します。
また、唾液にはむし歯や歯周病の予防、口臭の抑制といった口腔内を健康に保つ働きもあります。
さらに、噛むことで脳に刺激が伝わり、集中力や記憶力の向上にも効果があるといわれています。
子どもにとっては顎の発達を助け、大人にとっては認知症予防にもつながる大切な行動です。
「一口30回」を目安に、意識して噛む習慣をつけることが、全身の健康を支える第一歩になります。
日々の食事の中で、噛みごたえのある野菜や根菜、雑穀などを取り入れ、「よく噛む」ことを楽しんでみましょう。
歯を健康に保つことは、よく噛めることにもつながります。定期的な歯科検診とともに、毎日の「噛む」を大切にしていきましょう。