- 歯の豆知識 目次
年を取ると歯にモノが詰まりやすくなるのはなぜ?
「若いころはあまり気にならなかったのに、最近よく歯に食べ物が挟まる」
このようなお悩みは、年齢を重ねた多くの方が感じる変化のひとつです。
実はこれには、加齢にともなうお口の中の変化が関係しています。
まず大きな理由として挙げられるのが、歯ぐきの位置の変化です。
年齢とともに歯ぐきは少しずつ下がりやすくなり、歯と歯の間にすき間ができやすくなります。
若い頃は歯ぐきに覆われていた部分が露出することで、食べ物が入り込みやすくなるのです。
次に、歯のすり減りや形の変化も影響します。
長年の噛み合わせや歯ぎしりなどにより、歯の先端や側面は少しずつ摩耗していきます。
すると歯同士の密着が弱くなり、以前よりも食べ物が挟まりやすくなります。
また、詰め物や被せ物の経年劣化も原因のひとつです。
治療後しばらくは問題がなくても、時間の経過とともにわずかな段差やすき間が生じ、そこに食べ物が引っかかりやすくなることがあります。
さらに、加齢により唾液の分泌量が減少する傾向も見られます。
唾液には食べ物を洗い流す役割があるため、唾液が少なくなると食べカスが残りやすくなります。
歯に物が詰まりやすい状態を放置すると、むし歯や歯周病の原因になることもあります。
「年のせいだから仕方ない」と思わず、気になる症状があれば早めに当院まででご相談ください。
お口の状態に合わせたケアや治療で、快適な食事を取り戻すことができます。



